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目次
七段
三代大橋宗桂
(1613〜1660)

1.草創期
(7) 衆妙100番


三代宗桂は二代宗古の子で 『象戯作物』 百番をつくったが、名人には就かなかったので、献上本ではない。 のちに 『将棋衆妙』 という名前で出版され、これが俗称になっている。

巻末の100番は、実戦型から軽快な駒捌きで50手を超える長編である。

三代宗桂の作品は、初代宗桂や二代宗古よりも進歩しており、手余り作もかなり少なくなっている。