中将棋を始めようとする際、まず問題となるのがこれです。何せどこにも売っていません。
今現在、受注品としてではなく、通常の商品として中将棋の盤と駒を売っているのは、
ぐらいのようです。
実際に盤と駒を作っていらっしゃるのは東京本所の佐藤敬商店さんというところですが、いずれのお店も東京にございますので、遠方のかたは中将棋倶楽部さんの通販ページを利用なさってみてはいかがでしょうか。
なおご参考までに、佐藤敬商店さんで作っているこの中将棋セットの概要を述べますと、
という具合になっています。
また佐藤敬商店さんは、中将棋倶楽部向けの通販限定商品として、黄楊の彫り駒も作っていらっしゃいますので興味のある方はどうぞ。
もちろんお金に余裕のある方なら、
という方法もありますが、一般的ではありません。
そこで第四の入手方法として浮上するのが、
です。
とはいえ駒木地を買ってきて自分で字を彫って……では手間がかかりすぎますので、最初は厚紙のようなものを利用なさるのがお勧めです。
また既存の将棋駒にシールを貼って中将棋の駒にするというのも一つの手でしょう。あとはホームセンターで厚めの木の板を買ってきて、それに線を引けば盤も安くあがります。
いずれも見栄えは今ひとつですが、「まずは実際に中将棋を指してみること」――このことを強くお勧めします。