手順
次
次章
目次
小原大介
3.興隆期 (在野)
(5) 綱目4−6番
赤懸敦菴が 宝永4年(1707)に編纂した 『象戯綱目』 は五巻からなり、巻一は駒組み、巻二と三は実戦譜で、巻四と五に25局づつ合計50局の詰将棋が収められている。
その中の 「飛角作物」 と題した小原大介作は、史上初の 「
盤面飛角図式
」 であるばかりでなく、4手目には盤上が玉一つとなる 「
途中裸玉
」 の1号局である。
ただ、詰上りに 「手余り」 になるのが惜しまれる。