|
贈名人 伊藤看寿 (1719〜1760) ★遠角打ち換え(43手詰) |
5.最盛期(クライマックス) (8) 図巧49番 この49番も名作の一つである。 3三の角を5手目に9九角成と捨てて1一角と打ち直すのが奇抜な伏線。 こうしておいて23手目に2二香成で角道を遮断し、後の7六歩打ちを可能にするという構想である。 なお、これまで伝えられてきた手順では、2二香成のときに2五角合とし、9三角、8四歩合、同角成…と持駒変換をする47手詰であったが、コンピュータで 4三角と打つ早詰が見付かった。 つまり、本局は24手目は2五歩合とする43手詰が正解ということである。 |