詰将棋おもちゃ箱 - おもちゃ箱掲示板 2020年ログ
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詰将棋おもちゃ箱
詰将棋おもちゃ箱

2021年12月



人を動かす対話術 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年12月22日(水)18時46分50秒

https://www.amazon.co.jp/%E4%BA%BA%E3%82%92%E5%8B%95%E3%81%8B%E3%81%99%E5%AF%BE%E8%A9%B1%E8%A1%93-PHP%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%B2%A1%E7%94%B0-%E5%B0%8A%E5%8F%B8/dp/4569796664

詰将棋はコミュニケーションなので勉強になります。


天皇の国史 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年12月20日(月)21時04分13秒

https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A9%E7%9A%87%E3%81%AE%E5%9B%BD%E5%8F%B2-%E7%AB%B9%E7%94%B0-%E6%81%92%E6%B3%B0/dp/4569843603

感動の一冊です。詰将棋は徳川の国史かも知れませんが…。


将棋は伝統文化なのか他 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年12月19日(日)12時28分48秒

https://shoku1800.tokyo/2021/12/post-5405/

いろいろ質問してみました。


嘘を生きる人 妄想を生きる人 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年12月 5日(日)13時53分26秒

https://www.amazon.co.jp/dp/4788509601/ref=cm_sw_r_fa_dp_63A62DY4N0J0CHE2C9DR?fbclid=IwAR1w6zpuBhf--nVr997a7xFAZXGhQVYcARl1hYv-GtQl5UUHWNBa2JNges0

空想虚言症、宗教、詐欺、癒しなどについて深い考察があります。
詰キストにとっては必要な素養と思いました。


洗脳とは何か? 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年12月 1日(水)19時12分52秒

https://shoku1800.tokyo/2021/10/post-4819/?fbclid=IwAR0gtXddHC3c318jxRqVzvOqW07ZUnSsmbLUkrGTvtlEdonmvMGPxsRUbgE

昔、東大いくほうがバカだと発言した棋士がいたが、洗脳だったようだ。


2021年11月



自分をたいせつにする本 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年11月28日(日)17時41分38秒

https://www.amazon.co.jp/%E8%87%AA%E5%88%86%E3%82%92%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%9B%E3%81%A4%E3%81%AB%E3%81%99%E3%82%8B%E6%9C%AC-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%9E%E3%83%BC%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%9C%8D%E9%83%A8-%E3%81%BF%E3%82%8C%E3%81%84/dp/4480684018

将棋の人は無理かも知れないが詰キストはこうあって欲しい。


Re: Re: 将棋の人は謎の優越感を持っていて 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年11月28日(日)09時20分4秒

まことキングコングさんへのお返事です。

https://www.amazon.co.jp/dp/4622039702/ref=cm_sw_r_fa_dp_CQYZQGWWZJJ72SWYY2HP?fbclid=IwAR3vGnX2M9v1urMLTrpN6dXmsxHRbDsK1E8NGWaVUfHEYSZVnyOj4SFnKfw
『夜と霧』世界的名作ですが、渇愛・妄執について考えされられます。

> 松田圭一さんへの返信(一部ですが)含みます。
> 小生は昔、森安兄弟の将棋道場に通った事があります。その時、小学2~3年の坊やと対局し、小生が勝ちまして、この子はその場で大号泣。この子はその後プロ棋士になっていました。相手は30代の(この私)おっさん、、人に負けるのが凄く、くやしいんですね。負けてくやしいから強くなるのでしょう。他人に勝つことが原動力なんだろうな、、と想うのでうすが、佛教ではこれ渇愛・妄執と。しかし、将棋によらずスポーツ事、勝負事、、諸々の多くは多分渇愛・妄執のコレでしょう。さてプロ棋士になれば上には上が居て常勝と言う訳にもいかず、、また年齢を重ねれば負けが込み、凡人には悟り得ない渇愛・妄執のその先の心境を得るのかも知れませんネ。小生は負けるのは嫌いなので他人に勝つことも避けたい。その意味で指し将棋はやりません。詰将棋は勝って?も負けて?も自身に終始しますし何より芸術!です。


収容所での覚醒 民主主義の堕落 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年11月21日(日)08時53分35秒

http://tkg12.com/091-0/

詰キストは現実逃避しがちだが思想というものを考察する必要性はあると思う。


学者の暴走 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年11月19日(金)18時46分6秒

https://www.amazon.co.jp/%E5%AD%A6%E8%80%85%E3%81%AE%E6%9A%B4%E8%B5%B0-%E6%89%B6%E6%A1%91%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E6%8E%9B%E8%B0%B7-%E8%8B%B1%E7%B4%80/dp/4594088066

将棋も関係あるような…。


2021年10月



Re: 将棋の人は謎の優越感を持っていて 投稿者:まことキングコング 投稿日:2021年10月28日(木)08時12分0秒

松田圭一さんへの返信(一部ですが)含みます。
小生は昔、森安兄弟の将棋道場に通った事があります。その時、小学2~3年の坊やと対局し、小生が勝ちまして、この子はその場で大号泣。この子はその後プロ棋士になっていました。相手は30代の(この私)おっさん、、人に負けるのが凄く、くやしいんですね。負けてくやしいから強くなるのでしょう。他人に勝つことが原動力なんだろうな、、と想うのでうすが、佛教ではこれ渇愛・妄執と。しかし、将棋によらずスポーツ事、勝負事、、諸々の多くは多分渇愛・妄執のコレでしょう。さてプロ棋士になれば上には上が居て常勝と言う訳にもいかず、、また年齢を重ねれば負けが込み、凡人には悟り得ない渇愛・妄執のその先の心境を得るのかも知れませんネ。小生は負けるのは嫌いなので他人に勝つことも避けたい。その意味で指し将棋はやりません。詰将棋は勝って?も負けて?も自身に終始しますし何より芸術!です。


どうすれば幸福になれるか 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年10月26日(火)07時19分42秒

https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/e/e28a071a82b43fdf9428a418a2ff47af

将棋は勝てばよいの価値観だが、幸福になるためには若干不適切な要素があると思う。


人生の終焉、羊の詩八集 投稿者:加賀孝志 投稿日:2021年10月23日(土)09時59分0秒

いよいよスタート羊の詩八集最終版。フエアリーは小宇宙無限の広がりを持つ、作成します。
401作入選後、Q詰め主体に。


つまるところ、将棋が強いひとは「いじわる」なひと 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年10月22日(金)18時49分20秒

https://note.com/governor37/n/ncc3b9f7f1901

やはりこれが正論と思う。将棋の人は謎の優越感を持っていて、詰将棋を爪将棋と揶揄する場合が多いですが…。


Re: 小生は遅解き 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年10月18日(月)08時52分38秒

まことキングコングさんへのお返事です。

詰将棋を速く解けるのはそれなりに素晴らしいですが、楽しむ能力とは別なのは確かですね。
将棋のプロは何でも宣伝の材料にするのが問題です。詰将棋もそうですが、単なるポカも「間違えてもそれを認める謙虚な力」とかです。
私は真面目に将棋は宗教っぽいと思っています。『なぜ人はカルトに惹かれるのか』という本が面白かったですね。

> 小生のユーチューブが自動的に詰将棋の早解きを薦めてくる。なかでもスーパー敦史君だとか藤井3冠だったかな、、神業とでも云うべきか否、技では無い脳力だな、、超絶としか僕には思えない。さて、凡庸、、極めて凡庸なる小生はこの4日ほど前に2013年度の看寿賞田島氏の579手を多分、、かなりいい加減な数字だが気分的に30時間??くらいで正解。集中するとかえってミスする。しかし少しは集中しないと浮かばない。しかし集中するためにはリラックス・気分転換、、凡庸なる小生は従って気分転換ばかりしているような有様。収束に100手前後を要したこの課題に何回もつまずき苦しんだ。苦しんだ末に達した正解は何とも形容のないほどの美しさに達成感を伴う。さて、最初に戻るが早解きは勝負を生計とする棋士には強い味方だろうが、はてさて、かくも簡単、超スピードで解けてしまって詰将棋の持つ美しさや達成感を深く感得できているのであろうか?。また、楽しめる課題も少ないのではなかろうかと想う。達成感は苦労に比例するはずである。


小生は遅解き 投稿者:まことキングコング 投稿日:2021年10月16日(土)16時29分53秒

小生のユーチューブが自動的に詰将棋の早解きを薦めてくる。なかでもスーパー敦史君だとか藤井3冠だったかな、、神業とでも云うべきか否、技では無い脳力だな、、超絶としか僕には思えない。さて、凡庸、、極めて凡庸なる小生はこの4日ほど前に2013年度の看寿賞田島氏の579手を多分、、かなりいい加減な数字だが気分的に30時間??くらいで正解。集中するとかえってミスする。しかし少しは集中しないと浮かばない。しかし集中するためにはリラックス・気分転換、、凡庸なる小生は従って気分転換ばかりしているような有様。収束に100手前後を要したこの課題に何回もつまずき苦しんだ。苦しんだ末に達した正解は何とも形容のないほどの美しさに達成感を伴う。さて、最初に戻るが早解きは勝負を生計とする棋士には強い味方だろうが、はてさて、かくも簡単、超スピードで解けてしまって詰将棋の持つ美しさや達成感を深く感得できているのであろうか?。また、楽しめる課題も少ないのではなかろうかと想う。達成感は苦労に比例するはずである。


あなたを困らせるナルシシストとのつき合いかた 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年10月15日(金)18時53分25秒

https://www.amazon.co.jp/%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%82%92%E5%9B%B0%E3%82%89%E3%81%9B%E3%82%8B%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%A8%E3%81%AE%E3%81%A4%E3%81%8D%E5%90%88%E3%81%84%E6%96%B9-%E7%97%85%E7%9A%84%E3%81%AA%E8%87%AA%E5%B7%B1%E6%84%9B%E8%80%85%E3%82%92%E8%BA%AB%E8%BF%91%E3%81%AB%E3%82%82%E3%81%A4%E4%BA%BA%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB-%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%BB%E3%83%93%E3%83%98%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%BC/dp/4414414709?fbclid=IwAR3KRNsL9qB2Zu2cidpb7zblTtKOYhrAA9aNVJyhm-F_P-gH5GM0m1GOJ0I

この本は人生の謎が解けたと思うくらい感銘を受けました。


2021年9月



カルトブランディング 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 9月17日(金)18時35分30秒

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0-%E9%A1%A7%E5%AE%A2%E3%82%92%E7%86%B1%E7%8B%82%E3%81%95%E3%81%9B%E3%82%8B%E6%8A%80%E6%B3%95-%E7%A5%A5%E4%BC%9D%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E7%94%B0%E4%B8%AD-%E6%A3%AE%E5%A3%AB/dp/439611625X

詰パラは既にしているかも知れませんが。


アート展示室No.66~68改良図 投稿者:やよい 投稿日:2021年 9月 5日(日)09時56分12秒

アート展示室収録の拙作(No.66~68)について、改良図を作りましたのでお出しします(個展4作中3作の改良は、推敲不足のそしりを免れず恐縮です)。
図面のみ、手順は省略します。

☆No.66(5×5周回、鶯図式)改良図
・駒数減。2枚減るとは思いませんでした。
後手の持駒:飛二 角二 金四 銀四 香二 歩五
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|一
| ・ と ・ と ・ と ・ と ・|二
| ・ ・ ・ ・v玉 ・vとv香 ・|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ 歩 ・ ・|四
| と ・ ・ ・ と ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ 桂 ・ ・|六
| ・ ・ 歩 桂 ・ 歩 ・ ・ ・|七
| ・ ・ 桂 ・ ・ ・ ・ 香 ・|八
| 桂 ・ と ・ 歩 ・ と ・ ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:なし
手数=0 まで


☆No.67(内周巡り)改良図
・左辺の金追いを馬追いに変更。ようやく当初意図していた手順になりました。
後手の持駒:飛 香 歩十
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・v銀v香v金v歩 ・ ・ ・ ・|一
| ・ ・ ・ ・v玉 ・ ・ ・ ・|二
| ・ ・ 馬 ・ ・ ・v桂 桂 ・|三
| ・ ・ ・ と ・v歩v桂 ・ ・|四
| ・ 金vと ・ ・ 香vと ・ ・|五
| ・vとv銀 角 銀 ・v銀 ・ ・|六
| ・ ・v金 ・ 歩 ・v歩 ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・v圭 ・ ・ ・|八
| 飛 ・ ・ ・ 金 ・ ・ ・ 香|九
+---------------------------+
先手の持駒:なし
手数=0 まで

☆No.68(周辺巡り)改良図
・駒数減、飛車を消す手順にした、No.67と同じだった収束(桂打~香成)を変えた等々。旧図とは殆ど別物という印象の配置変更ですが、一応これを正式な改良図とします。
後手の持駒:飛 金二 桂三 歩三
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ とv銀 ・v玉 ・ ・vと ・|一
| ・ 香v歩 歩 ・ ・ ・ ・ 角|二
| とv歩 ・ ・ と ・ 歩 桂 ・|三
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・v歩 ・|四
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ 香 ・ ・|五
| 歩 歩 銀v香v金 馬 ・ ・ ・|六
| ・ ・ ・ ・ と ・ ・ 香 ・|七
|v全 飛 ・ ・ ・v歩 ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ 歩 銀 歩v金|九
+---------------------------+
先手の持駒:なし
手数=0 まで

以上


2021年8月



ソフトウェア工学的には 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 8月25日(水)18時34分59秒

https://techfactory.itmedia.co.jp/tf/articles/2011/04/news019.html?fbclid=IwAR2omFcVTirO9swr9kFgXfqqjAnhJJLi2Rk9MIfhF_CtZAPW36PiwQyE13E

将棋は面白いゲームである必要性がないというのは説得力がある。
詰将棋は面白くあっても良いが有用性はないのは致し方なしか。


NATOの教訓 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 8月20日(金)15時15分4秒

https://www.amazon.co.jp/dp/4569849369/ref=cm_sw_s_fa_dp_1KF42JX716XQRKGRPPBW#_=_

現実を見つめるのが苦手な詰キストには勉強になります。


モモ 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 8月19日(木)18時45分0秒

https://toyokeizai.net/articles/-/190691

詰将棋は時間の芸術なので勉強になります。


Re: 「近代将棋図式精選」の不完全作 投稿者:anonymous 投稿日:2021年 8月16日(月)07時12分7秒

おかもと様、ありがとうございました。

> anonymousさんへのお返事です。
>
> > 長篇第2番 二上達也作77手詰は、修正されているのでしょうか?
>
> 「将棋魔法陣」2015年版のp134をみると、この図は添川公司氏により、次のように修正されています。
> (「将棋魔法陣」第61番)
>
> 原図の91香削除、玉方51桂・攻方25歩・81と追加。
> 原図のままでは、42手目83銀合のところ72歩合~83銀合で不詰だった。
> さらに57手目37銀のところ、39香は38歩合で詰まないが、37香があった。27玉、45馬、17玉、18金、16玉、17銀、15玉、26銀、同玉、27金以下。
>
> 収録図でも、原図にもあった73手目12金以下でも詰むキズは存在する。
> 玉方41桂を加えればキズは消えるが、修正は不詰の解消に止め、原図を尊重する方針とした。
>
>


Re: 「近代将棋図式精選」の不完全作 投稿者:おかもと 投稿日:2021年 8月15日(日)21時08分11秒

anonymousさんへのお返事です。

> 長篇第2番 二上達也作77手詰は、修正されているのでしょうか?

「将棋魔法陣」2015年版のp134をみると、この図は添川公司氏により、次のように修正されています。
(「将棋魔法陣」第61番)

原図の91香削除、玉方51桂・攻方25歩・81と追加。
原図のままでは、42手目83銀合のところ72歩合~83銀合で不詰だった。
さらに57手目37銀のところ、39香は38歩合で詰まないが、37香があった。27玉、45馬、17玉、18金、16玉、17銀、15玉、26銀、同玉、27金以下。

収録図でも、原図にもあった73手目12金以下でも詰むキズは存在する。
玉方41桂を加えればキズは消えるが、修正は不詰の解消に止め、原図を尊重する方針とした。


Re: 「近代将棋図式精選」の不完全作 投稿者:anonymous 投稿日:2021年 8月13日(金)22時14分43秒

「近代将棋図式精選」の不完全作の件で、もう1点だけ確認させてください。
長篇第2番 二上達也作77手詰は、修正されているのでしょうか?
「将棋魔法陣」の決定版ともいうべき2015年版で修正されていたような気もするのですが、あいにくこの本を紛失してしまい、手元にないため確認が取れません。
ご存知の方、コメントを頂けますでしょうか。
よろしくお願いいたします。


> 自己レスです。
> 結局、長篇の部の全作品をkifファイルに打ち込んで検証したのですが、不完全作がかなり増え、54作となりました。
> このうちの7作について修正図が発表されています(※ 大塚播州氏「漫陀楽」収録の修正図については、No.135以外未確認)。
>
> No.83、No.90、No.145 は恐らく作者も自認、選者も既知のキズと思います。許容範囲との判断だと思われます。
> No.145は煙詰の収束なので、逆算の素材選びとして微妙ですが、収束余詰のある煙詰は他にも過去に複数あります。
>
> No.159の不詰箇所は「近代将棋図式精選」でも「将棋墨酔」拾遺36番でも解説で言及されておらず、恐らく作者・解説者とも見落としたものと思われます。
>
> 私の棋力で完全性が判断できなかったのはNo.132のOT松田氏作品です。
> 作意は157手詰ですが、背尾詰は139手解、柿木将棋IXは149手詰解を解答し、更に余詰ありと判定します。
> ただ、検出された余詰手順を見ると、馬鋸作品にありがちな迂回手順にも見え、余詰判定の妥当性を判断しかねます。
> この作品については作意誤設定の可能性も否定しきれないため、結論は保留とさせてください。
>
> というわけで「近代将棋図式精選」長篇の部の収録作品160作の内、現時点で確認できた不完全作は下記の54作です。
> ソフトウェアによる検討・検証ができなかった時代の作品集なので仕方がない面はありますが、「図巧」・「無双」と比較しても不完全作が多い印象はあります。
> むしろ、「図巧」・「無双」の完全率が当時としては驚異的なのかもしれません。
>
> 長年多くの詰棋愛好家に愛読されてきた作品集ですので、今回初めて発見された余詰・不詰は恐らく皆無に近いと思いますが、詰棋ストの参考になれば幸いです。
>
>
> 長編 1
> 長編 2 余詰 (57手目より3七香以下)
> 長編 8 余詰 (45手目3九角以下)
> 長編 11(不詰)
> 長編 14
> 長編 18(不詰)
> 長編 19
> 長編 31 ★修正案あり(作意2手目までをカットし、▲9四と→▲9四歩に変更、▲2一とを追加) http://xn--hirotsume-z43hgcxt8lm884c99qblr2h.blog.fc2.com/blog-entry-38.html
> 長編 33(不詰)
> 長編 39
> 長編 45 余詰に近い非限定
> 長編 58 早詰
> 長編 63
> 長編 65 早詰
> 長編 69
> 長編 76(不詰)
> 長編 77 早詰
> 長編 79
> 長編 83 収束余詰(許容?)
> 長編 86
> 長編 87
> 長編 88
> 長編 90 収束余詰(許容?)
> 長編 92
> 長編 93
> 長編 95
> 長編 98
> 長編 99
> 長編 102
> 長編 107(不詰)
> 長編 112
> 長編 116(不詰)
> 長編 118 添川公司氏による修正図あり「からくり箱」収録
> 長編 121 修正図あり「からくり箱」35番収録 (▲1五桂を追加)
> 長編 124
> 長編 127
> 長編 128(不詰)
> 長編 130 早詰
> 長編 131 ★修正図あり「将棋墨酔」4番収録
> 長編 135 ★修正図あり「漫陀楽」収録
> 長編 137 詰将棋一番星 http://1banboshi.on.coocan.jp/image/page04-09.pdf
> 長編 138 ★修正図あり「将棋墨酔」18番収録
> 長編 139 早詰
> 長編 140(不詰) ★森田銀杏氏による修正案あり(「将棋墨酔」に参考図として収録)
> 長編 141(不詰)
> 長編 142 ★修正図あり(△7二歩を追加)
> 長編 145 収束余詰(許容?)
> 長編 146(不詰)
> 長編 147
> 長編 148 ★橋本孝治氏による修正図あり
> 長編 149 早詰
> 長編 155
> 長篇 158 16手目3二角合で6手変長駒余り
> 長篇 159 14手目4四玉で不詰


Re: 「近代将棋図式精選」の不完全作 投稿者:anonymous 投稿日:2021年 8月12日(木)08時54分37秒

>
> 中篇85番は、「夢の華」の第73番に収録されていますね。
> また、今年出版された「夢のあと」には、「74歩を74金に変更」とあります。
> このことは、hirotsumeshogiさんのブログ「詰将棋の欠片」の「塚田賞作品の魅力(20)(近代将棋昭和54年2月号)①」にも書かれています。
> https://hirotsume.blog.fc2.com/blog-entry-243.html
>

ありがとうございます。
「夢の華」は1ページずつ目視で確認したのですが、見落としておりました。
修正図は完全作のようです。


Re: 「近代将棋図式精選」の不完全作 投稿者:おかもと 投稿日:2021年 8月11日(水)09時51分34秒

anonymousさんへのお返事です。

> 中篇85番は1998年の作品集「夢の華」に収録されておらず、恐らく修正を断念したものと拝察します。

中篇85番は、「夢の華」の第73番に収録されていますね。
また、今年出版された「夢のあと」には、「74歩を74金に変更」とあります。
このことは、hirotsumeshogiさんのブログ「詰将棋の欠片」の「塚田賞作品の魅力(20)(近代将棋昭和54年2月号)①」にも書かれています。
https://hirotsume.blog.fc2.com/blog-entry-243.html


いつの世でも 投稿者:マコキング 投稿日:2021年 8月10日(火)10時37分47秒

表表紙をカバーしていて凡そ30年間にわたって気づかなかったS52年の古今短編名作編
今頃になってようやく解図開始。伊豆の大仁に住んでいた作者はS33年の狩野川台風で
一家全滅と解説の村山隆治氏。心衝かれた。



Re: 「近代将棋図式精選」の不完全作 投稿者:anonymous 投稿日:2021年 8月 7日(土)06時34分54秒

> ※ 中短篇の不完全作は検証していません。新たな不完全作は恐らく発見できないと予想していることもありますが、主としてkifファイルの入力が負担であるという理由です(T-BASE等のデータを持っていないため)。

その後、中・短篇も全作品を検証してみたところ、2021年 6月 1日(火)16時09分13秒のISO様の投稿でご提示頂いたリストにない不完全作を複数検出しました。

今回新たに検出した不完全作を*で示しました。

短 4(最終手駒余り余詰のキズ)
短 22
短 43* 初手6六角以下余詰。
短 47* 初手4二歩成以下余詰。
短 76* 修正図あり (△9三歩 → △9三銀) → 修正図もツブレ(初手8五桂以下余詰)
短 79
短 80
短 81
短 92* 5手目1三飛成以下余詰。
短 100* 11手目2三銀以下余詰。
短 113
短 114* 11手目3三角成以下余詰。

中 5
中 19* 13手目3三銀以下余詰。
中 39
中 59* 3手目1四以下余詰。
中 61* 17手目1四と以下余詰。
中 63* 7手目3三金以下余詰。
中 64* 5手目4三角以下余詰。
中 65* 初手4三と以下余詰。
中 66
中 74 [余詰1]、[余詰2]
中 85* 5手目5九香以下余詰。
中 89
中 90* 5手目5五飛以下早詰。
中 105
中 110* 17手目2三金以下余詰。
中 114

上記の他、中篇の7番は作意誤設定で17手詰の完全作でした。
以下、補足コメントです。

短篇43番は一見すると5五角、6六角どちらでも同じ以遠打に見えますが、6六角なら本譜と同様に進んで合駒が1枚余りますので、駒余りの不完全作です。

短篇76番は本書発刊直後に余詰が発見され、正誤表には修正案が記載されているのですが、この修正案も別の手順で余詰が成立していました。
△9三銀 → △9三歩に戻し、玉方の駒をもう一枚置けば修正できそうですが、紛れが減り、作品の魅力が下がるかもしれません。

中篇61~65番は1~5筋で詰め上がり「1」の字になる炙り出し曲詰めの連作でしたが、完全作は62番だけでした。


中篇85番は1998年の作品集「夢の華」に収録されておらず、恐らく修正を断念したものと拝察します。


(無題) 投稿者:詰人 投稿日:2021年 8月 3日(火)19時36分57秒

デパートのツインは作品募集いつされたのでしょうか。
偶然集まった特集でしょうか。


2021年7月



「神の悪手」(芦沢央著、新潮社刊) 投稿者:深井一伸 投稿日:2021年 7月31日(土)13時41分17秒

将棋ミステリ5編の短編集。朝日新聞のインタビュー記事で1編は詰将棋がテーマと知り、買って読みました。(以下ネタバレ注意)
本書を全て読むとヒントは書いてあり、各編について自分なりにミステリの解答を導き出したのですが、残念ながら解答編はなく、正解かどうかわかりません。そこで、答え合わせをしていただける方へのお願いです。詰将棋の会合等で私を見かけたら、声をかけていただければ幸いです。
なお、1話目の「弱い者」は、新潮社のサイトで全文試読できます。将棋をある程度知っている者なら少なくとも2つ気づくことがあり、結論が見えてくるはずです。


家族をテロリストにしないために 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 7月25日(日)19時13分30秒

https://blog.goo.ne.jp/miyazaki8007kankodo/e/d2435687d954af23a6c831683452be08?fbclid=IwAR067HGTbTzwBw5JchYMLMkSNgJBBLgovzo7kPtp-w6bgIJ--FSwWUG4Gj8

詰将棋はパラノイアになりがちなので要注意。


左翼が宗教も科学も尊重しない理由 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 7月24日(土)15時18分49秒

https://www.epochtimes.jp/p/2019/12/50021.html?fbclid=IwAR2gXLZUKPKhASvyajPUOXtI8NbiGNAKTXJkgeFBb7g8NGznRsLyldB5c18

詰将棋も左翼でなければ良いが…。


ドリアン・グレイの肖像 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 7月13日(火)06時25分16秒

https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334751180

耽美主義に陥りやすい詰キストには勉強になります。


バカの研究 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 7月11日(日)08時56分28秒

https://ddnavi.com/review/771994/?fbclid=IwAR1k3TqLvN3PTkPjK2QmY3mM_ah9Tw-Xd2L87PhRh5uM0K1M175i8q3Gbos

バカじゃないと詰将棋をやってられない可能性もあるが…。


Re: 「近代将棋図式精選」の不完全作 投稿者:anonymous 投稿日:2021年 7月11日(日)07時59分3秒

ISOさんご提示の情報のうち、中篇39番 (森敏宏作 23手詰) については、私の環境では余詰を検出できませんでした。

環境は
■ HW: Intel Corei7-8550U 1.8GHz メモリ8GB
■ OS: Windows 10

■ 使用ソフト: 柿木将棋IX
■ 設定: 時間制限 7200秒, 進行度制限 4000

時間制限や進行度制限を設定しているのがよくないのかもしれませんが、PCを1台しか持っていないため、詰棋の解析にあまり長時間CPUを使用するわけにもいかず…。

中篇39番が不完全作というのが誤情報、または誤植・誤字である可能性はないのでしょうか。
この情報が間違いがない場合、どなたか余詰順をご教示頂けないでしょうか。


> わたしの知っている不完全情報を、その掲載場所ごとに記します。
> 「不完全作品リスト」というのは2枚の活版印刷されたもので、森田さん作成は間違いないと思いますが、入手経路・時期は忘れました。
>
> 「不完全作品リスト」      短編 76
>                中編 5
>                長編 112
> 近将       1984. 7 長編 121
> 近将       1987. 3 長編 18(不詰)
> 詰研会報     1989. 4 長編 1
> 詰パラ 1991.10 長編 93
> 近将       1991.10 短編 81
> 長編 11(不詰),33(不詰),63,76(不詰),107(不詰),
>             116(不詰),118,131,140(不詰),141(不詰) ,146(不詰)
> 詰パラ      1992. 7 長編 142
> 詰研会報     1997. 2 中編 89
>                長編 19,88,95,102,131,147,155
> 近将       1997. 5 短編 4(最終手駒余り余詰のキズ)
> 中編 39
> 詰研会報     1999. 3 長編 69,87,92,99,124,135
> 詰パラ      2010. 9 短編 22
> おもちゃ箱    2010.11 中編 66
> 詰パラ 2013. 4 中編 74[余詰1]
> twitter 借り猫 2014.12 短編 79,80,113
> 中編 74[余詰2],105,114


うつかて 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 7月 8日(木)07時06分29秒

https://utsukate.hatenablog.com/entry/under-someones-control?fbclid=IwAR2qd_o9rdUAs-obIBxFK8M2eLSO1-0kaxllMzl7PI5xg9AmJIBD6K2XmL4

詰キストは人間関係に気を付けたほうがよい。


トランプ・カルト 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 7月 6日(火)19時01分24秒

http://www.kirishin.com/2021/06/25/49567/

将棋も関係あるような。


羽生善治詰将棋 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 7月 5日(月)18時48分19秒

https://www.amazon.co.jp/dp/478042478X/ref=cm_sw_r_fa_dp_451967V3T3H8FGTXWERW?fbclid=IwAR32iDiy19Z32abzjaeyUUuUap9guo_v9cJNFbV_jDaPZNtj4B8vOvxWY30

羽生詰将棋第二弾。
ソフトから逃げ回っているのにAIの講演をするとか、詰将棋をほとんど作らないのに監修するとか、羽生さんの言動は理解しかねる。
まあ、将棋教の教祖なのだろう。


天才の秘密 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 7月 1日(木)18時46分17秒

https://book.asahi.com/jinbun/article/14118657?fbclid=IwAR300yJQu4-0zcVPIHMZVP2h78TjFkz2YWuXyeZrcn5DOgNl2ztJiDshtls

天才が幸せとは限らないのがよくわかる一冊です。


2021年6月



Re: re: 最後のNDO 投稿者:ISO 投稿日:2021年 6月22日(火)11時27分10秒

「続詰将棋よもやま話」昭和57年1月~8月の執筆者とタイトルです。
1~2月(56年より続く)  森田銀杏  大駒ばかりの飛角図式<その3>持駒趣向の代表作
<その4>手順趣向の代表作
3~6月  篠原のぼる  江戸時代の「小駒図式」(1)~(4)
7~8月  吉田健 詰将棋の「作り方」、アブリ出し組曲


re: 最後のNDO 投稿者:TETSU 投稿日:2021年 6月21日(月)20時36分54秒

北村憲一さんが、自身の原稿が掲載されたNDO昭和57年9月号をお持ちで、送っていただけました。来月のおもちゃ箱だよりで紹介する予定です。
9月号のよもやま話では終了する様子は感じられませんでしたが、これが最終回だったのですね。昭和57年1月~8月の続詰将棋よもやま話の内容も気になるところです。


最後のNDO 投稿者:ISO 投稿日:2021年 6月21日(月)14時36分54秒

詰パラ6月号でNDOのこと見ました。
昭和57年9月号が連載の最後です。勤めていた会社のそばに新大阪新聞社の東京支社があって、頼んだら快くバックナンバーを貸し出してくれたのでコピーしました。
最終回の第53回は北村憲一さん "知られざる古図式「将棊寄巧」市原貞福の作" でした。


人の心は読めるか? 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 6月19日(土)16時52分48秒

https://honz.jp/articles/-/44051?fbclid=IwAR2u8Y4KHL40SlQ-ZQp7ASbPRRz_bOzstVvHJR7B0ZsAf7VQWhJJb9tmHoY

素直に心を開くのが大事。


詰むや詰まざるや 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 6月13日(日)12時51分12秒

https://book.impress.co.jp/books/1118101031

詰将棋は将棋の枠を超えつつあるような…。


Re: 「近代将棋図式精選」の不完全作 投稿者:anonymous 投稿日:2021年 6月10日(木)21時53分11秒

おかもとさんへのお返事です。

> 大塚播州の「漫陀楽」をみたところ、4作とも「近代将棋図式精選」とは違う図が掲載されていました。
>
> 長編 86(73手) → 「漫陀楽」第28番「駒ねずみ」(73手)
> 長編 102(105手) → 「漫陀楽」第29番「雲竜」(109手)
> 長編 112(73手) → 「漫陀楽」第3番「銀扇」(73手)
> 長編 135(171手) → 「漫陀楽」第30番「おとぎ詰」(149手)
>

おかもと様、フォローありがとうございます。
「漫陀楽」の執筆・校正時期には、大塚氏も当然ソフトを駆使されていたことでしょうから、4作とも修正されているのは想定通りでした。
とは言え、「おとぎ詰」が原作意よりかなり短くなってしまったのは、やはり残念です。
決して安易な妥協の産物などではなく、検討を尽くした結果の最適解なのだと拝察しますが。


お礼ついでに、2021年 6月 5日(土)09時56分52秒の投稿を一部訂正・補足させてください。
単純な数え違いがあり、長篇の部の不完全作は55局でした。
また、修正図・修正案ありの作品に★を付けたのですが、これにも漏れと数え違いがあり、修正図ありは8局でした。
よって、修正されていないのは、47局ですが、うち3局は作者自認の収束余詰と思われ、許容範囲との見方もあります。
また、より軽微な収束余詰を含む作品、123、125、133もありますが、敢えてリストには含めませんでした。この辺りの判断は恣意的かもしれません。

※ 中短篇の不完全作は検証していません。新たな不完全作は恐らく発見できないと予想していることもありますが、主としてkifファイルの入力が負担であるという理由です(T-BASE等のデータを持っていないため)。
入力が負担なのは長篇も同じなのですが、長篇の場合、Web上でkifファイルを収集可能な作品が多数あり、入力が必要だったのは160作のうち6割程度?でした。

すでに不完全との結論が出されている長篇作品についても、再検証はしていません。

※ 修正図・修正案に瑕疵がないことは柿木将棋で一通り検証済みです。
(といっても、PCの性能上、探索条件設定に一定の制約を加えたので、超難解で長大な余詰が果たして100%検出できているか疑義があるかもしれません)
おもしろかったのは長編 31の修正案で、冒頭2手をカットしているにも係わらず、手順の後半で2手伸びており、結果的に原図と同じ85手詰に落ち着いています。


Re: 「近代将棋図式精選」の不完全作 投稿者:おかもと 投稿日:2021年 6月10日(木)15時48分16秒

大塚播州の「漫陀楽」をみたところ、4作とも「近代将棋図式精選」とは違う図が掲載されていました。

長編 86(73手) → 「漫陀楽」第28番「駒ねずみ」(73手)
長編 102(105手) → 「漫陀楽」第29番「雲竜」(109手)
長編 112(73手) → 「漫陀楽」第3番「銀扇」(73手)
長編 135(171手) → 「漫陀楽」第30番「おとぎ詰」(149手)


統計で運をコントロールする 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 6月10日(木)07時44分16秒

https://note.com/fladdict/n/n3302f0b63215?fbclid=IwAR2Gky9Qiq_ICieeh4DVnlA3oW9xhLF9zPSXpb4k2B9ZhZr3Xz0RkNCtno0

米長邦雄や阿佐田哲也の運の考察自体間違っていたのか…。


恥ずかしがり屋 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 6月 8日(火)18時46分4秒

https://shuchi.php.co.jp/article/8363?fbclid=IwAR3DVRZpykQBjj22Tm59pdkVhlUWwbG7EYrMtrQH6kGMt5QKFt-ED7XnjEc

詰キストは恥ずかしがり屋が多そうな…。


Re: 「近代将棋図式精選」の不完全作 投稿者:anonymous 投稿日:2021年 6月 5日(土)09時56分52秒

自己レスです。
結局、長篇の部の全作品をkifファイルに打ち込んで検証したのですが、不完全作がかなり増え、54作となりました。
このうちの7作について修正図が発表されています(※ 大塚播州氏「漫陀楽」収録の修正図については、No.135以外未確認)。

No.83、No.90、No.145 は恐らく作者も自認、選者も既知のキズと思います。許容範囲との判断だと思われます。
No.145は煙詰の収束なので、逆算の素材選びとして微妙ですが、収束余詰のある煙詰は他にも過去に複数あります。

No.159の不詰箇所は「近代将棋図式精選」でも「将棋墨酔」拾遺36番でも解説で言及されておらず、恐らく作者・解説者とも見落としたものと思われます。

私の棋力で完全性が判断できなかったのはNo.132のOT松田氏作品です。
作意は157手詰ですが、背尾詰は139手解、柿木将棋IXは149手詰解を解答し、更に余詰ありと判定します。
ただ、検出された余詰手順を見ると、馬鋸作品にありがちな迂回手順にも見え、余詰判定の妥当性を判断しかねます。
この作品については作意誤設定の可能性も否定しきれないため、結論は保留とさせてください。

というわけで「近代将棋図式精選」長篇の部の収録作品160作の内、現時点で確認できた不完全作は下記の54作です。
ソフトウェアによる検討・検証ができなかった時代の作品集なので仕方がない面はありますが、「図巧」・「無双」と比較しても不完全作が多い印象はあります。
むしろ、「図巧」・「無双」の完全率が当時としては驚異的なのかもしれません。

長年多くの詰棋愛好家に愛読されてきた作品集ですので、今回初めて発見された余詰・不詰は恐らく皆無に近いと思いますが、詰棋ストの参考になれば幸いです。


長編 1
長編 2 余詰 (57手目より3七香以下)
長編 8 余詰 (45手目3九角以下)
長編 11(不詰)
長編 14
長編 18(不詰)
長編 19
長編 31 ★修正案あり(作意2手目までをカットし、▲9四と→▲9四歩に変更、▲2一とを追加) http://xn--hirotsume-z43hgcxt8lm884c99qblr2h.blog.fc2.com/blog-entry-38.html
長編 33(不詰)
長編 39
長編 45 余詰に近い非限定
長編 58 早詰
長編 63
長編 65 早詰
長編 69
長編 76(不詰)
長編 77 早詰
長編 79
長編 83 収束余詰(許容?)
長編 86
長編 87
長編 88
長編 90 収束余詰(許容?)
長編 92
長編 93
長編 95
長編 98
長編 99
長編 102
長編 107(不詰)
長編 112
長編 116(不詰)
長編 118 添川公司氏による修正図あり「からくり箱」収録
長編 121 修正図あり「からくり箱」35番収録 (▲1五桂を追加)
長編 124
長編 127
長編 128(不詰)
長編 130 早詰
長編 131 ★修正図あり「将棋墨酔」4番収録
長編 135 ★修正図あり「漫陀楽」収録
長編 137 詰将棋一番星 http://1banboshi.on.coocan.jp/image/page04-09.pdf
長編 138 ★修正図あり「将棋墨酔」18番収録
長編 139 早詰
長編 140(不詰) ★森田銀杏氏による修正案あり(「将棋墨酔」に参考図として収録)
長編 141(不詰)
長編 142 ★修正図あり(△7二歩を追加)
長編 145 収束余詰(許容?)
長編 146(不詰)
長編 147
長編 148 ★橋本孝治氏による修正図あり
長編 149 早詰
長編 155
長篇 158 16手目3二角合で6手変長駒余り
長篇 159 14手目4四玉で不詰


宗教と賭博 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 6月 3日(木)20時57分11秒

http://gambl.seesaa.net/article/375467366.html?fbclid=IwAR19TtQk7E_WyAZvy3geTG608Ncb4ITuQVhXG-2t4QUokReAHAbr3Hp6Arw

詰パラも賭博から始まったようですが、何とか真っ当な宗教にならないものですかね。


Re: 現代ビジネス記事の写真 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 6月 3日(木)18時55分54秒

やなさんさんへのお返事です。

藤井さんがAIを超えているのはあり得ないと思いますが、将棋指しを崇拝しなければ詰将棋はやっていけないんですかね…。


> 『藤井将棋 “詰将棋”が生んだ「AI超え」の一手』に引用されている写真は解答選手権ではなくて、名古屋で開催した第33回詰将棋全国大会が正しいです。


Re: 「近代将棋図式精選」の不完全作 投稿者:anonymous 投稿日:2021年 6月 2日(水)20時01分24秒

自己レスです。
「漫陀楽」で修正されている(はずの)大塚播州氏の作品以外は概ね整理したつもりだったのですが、重要な作品が漏れていました。

長編 148 ※ 橋本孝治氏による修正案あり

■ 原図
https://zentsumeren.web.fc2.com/html/kanju/kanpe05s53zu.html#la040

■ 修正案
https://zentsumeren.web.fc2.com/html/kanju/kanpe211.html#la040


Re: 「近代将棋図式精選」の不完全作 投稿者:anonymous 投稿日:2021年 6月 2日(水)08時23分56秒

ISO様にご提示頂いた情報を番号順に並べ替えてみました。
また、複数の追記と補足がありましたので、※で示しました。

精査し尽したわけではないので、まだあるかもしれません。

短編 4(最終手駒余り余詰のキズ)
短編 22
短編 76 ※ 修正図あり (△9三歩 → △9三銀)
短編 79
短編 80
短編 81
短編 113

中編 5
中編 39
中編 66
中編 74 [余詰1]、[余詰2]
中編 89
中編 105
中編 114

長編 1
長編 11(不詰)
長編 18(不詰)
長編 19
長編 33(不詰)
長編 45 ※ 余詰に近い非限定
長編 58 ※ 早詰
長編 63
長編 69
長編 76(不詰)
長編 79 ※
長編 87
長編 88
長編 92
長編 93
長編 95
長編 99
長編 102
長編 107(不詰)
長編 112
長編 116(不詰)
長編 118 ※ 添川公司氏による修正図あり「からくり箱」収録
長編 121 ※ 修正図あり「からくり箱」35番収録 (▲1五桂を追加)
長編 124
長編 131 ※ 修正図あり「将棋墨酔」4番収録
長編 135 ※ 修正図あり「漫陀楽」収録
長編 137 ※ 詰将棋一番星 http://1banboshi.on.coocan.jp/image/page04-09.pdf
長編 140(不詰)
長編 141(不詰)
長編 142
長編 146(不詰)
長編 147
長編 155

※ 大塚播州氏の作品には、長編135以外にも不完全作がありますが、修正可能なものは「漫陀楽」に修正図が掲載されているはずです。
しかし、あいにく私は「漫陀楽」を持っておりません……。


> わたしの知っている不完全情報を、その掲載場所ごとに記します。
> 「不完全作品リスト」というのは2枚の活版印刷されたもので、森田さん作成は間違いないと思いますが、入手経路・時期は忘れました。
>
> 「不完全作品リスト」      短編 76
>                中編 5
>                長編 112
> 近将       1984. 7 長編 121
> 近将       1987. 3 長編 18(不詰)
> 詰研会報     1989. 4 長編 1
> 詰パラ 1991.10 長編 93
> 近将       1991.10 短編 81
> 長編 11(不詰),33(不詰),63,76(不詰),107(不詰),
>             116(不詰),118,131,140(不詰),141(不詰) ,146(不詰)
> 詰パラ      1992. 7 長編 142
> 詰研会報     1997. 2 中編 89
>                長編 19,88,95,102,131,147,155
> 近将       1997. 5 短編 4(最終手駒余り余詰のキズ)
> 中編 39
> 詰研会報     1999. 3 長編 69,87,92,99,124,135
> 詰パラ      2010. 9 短編 22
> おもちゃ箱    2010.11 中編 66
> 詰パラ 2013. 4 中編 74[余詰1]
> twitter 借り猫 2014.12 短編 79,80,113
> 中編 74[余詰2],105,114


Re: 「近代将棋図式精選」の不完全作 投稿者:anonymous 投稿日:2021年 6月 2日(水)07時40分32秒

ISO様ご提示の情報を作品番号順に並べ替えてみました。
また、複数の補足と追記がありましたので、※で示しました。

完全に精査し尽したわけではないので、他にもあるかもしれません。


短編 4(最終手駒余り余詰のキズ)
短編 22
短編 76 ※ 修正図あり (△9三歩 → △9三銀)
短編 79
短編 80
短編 81
短編 113
中編 5
中編 39
中編 66
中編 74 [余詰1]、[余詰2]
中編 89
中編 105
中編 114
長編 1
長編 11(不詰)
長編 18(不詰)
長編 19
長編 33(不詰)
長編 45 ※ 余詰に近い非限定?
長編 58 ※ 早詰
長編 63
長編 69
長編 76(不詰)
長編 87
長編 88
長編 92
長編 93
長編 95
長編 99
長編 102
長編 107(不詰)
長編 112
長編 116(不詰)
長編 118 ※ 添川公司氏による修正図あり「からくり箱」収録
長編 121 ※ 修正図あり「からくり箱」35番収録 (▲1五桂を追加)
長編 124
長編 131 ※ 修正図あり「将棋墨酔」
長編 135 ※ 修正図あり「漫陀楽」収録
長編 137 ※ 詰将棋一番星 http://1banboshi.on.coocan.jp/image/page04-09.pdf
長編 140(不詰)
長編 141(不詰)
長編 142
長編 146(不詰)
長編 147
長編 155



> わたしの知っている不完全情報を、その掲載場所ごとに記します。
> 「不完全作品リスト」というのは2枚の活版印刷されたもので、森田さん作成は間違いないと思いますが、入手経路・時期は忘れました。
>
> 「不完全作品リスト」      短編 76
>                中編 5
>                長編 112
> 近将       1984. 7 長編 121
> 近将       1987. 3 長編 18(不詰)
> 詰研会報     1989. 4 長編 1
> 詰パラ 1991.10 長編 93
> 近将       1991.10 短編 81
> 長編 11(不詰),33(不詰),63,76(不詰),107(不詰),
>             116(不詰),118,131,140(不詰),141(不詰) ,146(不詰)
> 詰パラ      1992. 7 長編 142
> 詰研会報     1997. 2 中編 89
>                長編 19,88,95,102,131,147,155
> 近将       1997. 5 短編 4(最終手駒余り余詰のキズ)
> 中編 39
> 詰研会報     1999. 3 長編 69,87,92,99,124,135
> 詰パラ      2010. 9 短編 22
> おもちゃ箱    2010.11 中編 66
> 詰パラ 2013. 4 中編 74[余詰1]
> twitter 借り猫 2014.12 短編 79,80,113
> 中編 74[余詰2],105,114


Re: 「近代将棋図式精選」の不完全作 投稿者:anonymous 投稿日:2021年 6月 2日(水)06時51分38秒

> わたしの知っている不完全情報を、その掲載場所ごとに記します。
> 「不完全作品リスト」というのは2枚の活版印刷されたもので、森田さん作成は間違いないと思いますが、入手経路・時期は忘れました。
>

ありがとうございます。
やはり、長篇の不完全作が多いですね。
投稿の後で気付いたのですが、「煙詰」、「超長編」、「七種合」、「連合」に該当する作品については、「詰将棋一番星」の全作品リストと突合わせるのがよさそうです。
その後の修正・改作歴も追えるので。


Re: 「近代将棋図式精選」の不完全作 投稿者:ISO 投稿日:2021年 6月 1日(火)16時09分13秒

わたしの知っている不完全情報を、その掲載場所ごとに記します。
「不完全作品リスト」というのは2枚の活版印刷されたもので、森田さん作成は間違いないと思いますが、入手経路・時期は忘れました。

「不完全作品リスト」      短編 76
               中編 5
               長編 112
近将       1984. 7 長編 121
近将       1987. 3 長編 18(不詰)
詰研会報     1989. 4 長編 1
詰パラ 1991.10 長編 93
近将       1991.10 短編 81
長編 11(不詰),33(不詰),63,76(不詰),107(不詰),
            116(不詰),118,131,140(不詰),141(不詰) ,146(不詰)
詰パラ      1992. 7 長編 142
詰研会報     1997. 2 中編 89
               長編 19,88,95,102,131,147,155
近将       1997. 5 短編 4(最終手駒余り余詰のキズ)
中編 39
詰研会報     1999. 3 長編 69,87,92,99,124,135
詰パラ      2010. 9 短編 22
おもちゃ箱    2010.11 中編 66
詰パラ 2013. 4 中編 74[余詰1]
twitter 借り猫 2014.12 短編 79,80,113
中編 74[余詰2],105,114


2021年5月



「近代将棋図式精選」の不完全作 投稿者:anonymous 投稿日:2021年 5月31日(月)20時48分58秒

40年も前の本ですので、今更……ですが、不完全作の一覧表はWeb上で公開されていますでしょうか?
森田氏の生前は「詰研会報」や「近代将棋」誌に随時掲載されていたはずなのですが、「詰研会報」は購読したことがなく、「詰棋めいと」も「近代将棋」誌も手元に数冊しかありません。
背尾詰なり柿木将棋なりで精査すれば確認できる話ではありますが、手持ちのPCは特に高性能ではないごく普通の機種ですので、精査にどれほど時間が掛かるかわかりません。

どなたかご存知の方、コメント頂けますと幸いです。


現代ビジネス記事の写真 投稿者:やなさん 投稿日:2021年 5月28日(金)20時33分27秒

『藤井将棋 “詰将棋”が生んだ「AI超え」の一手』に引用されている写真は解答選手権ではなくて、名古屋で開催した第33回詰将棋全国大会が正しいです。


re: 双玉都煙の長手数記録作品 投稿者:TETSU 投稿日:2021年 5月25日(火)20時58分18秒

すみません、発表年月は棋譜ファイルの2020年11月が正しく、画像横の発表年月は誤っていましたので修正しました。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。ご指摘ありがとうございました。


双玉都煙の長手数記録作品 投稿者:(名なし) 投稿日:2021年 5月25日(火)13時38分53秒

こんにちは。
標記について、GIF画像の横の書誌情報が「詰パラ2010年10月」となっています。「詰パラ2020年11月」と思いますので、遅まきながら指摘させていただきます。

http://www.ne.jp/asahi/tetsu/toybox/challenge/c1151a.htm


伝統文化 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 5月16日(日)17時09分34秒

現在の将棋指しは博徒の系譜で詰将棋作家こそ真の伝統文化継承者だと思う。
これが真っ当な意見と思うが将棋の宣伝力は凄まじく、詰将棋側は勝てないという現実がある。
プロ棋士はコンピュータに負けるわ、冤罪事件起こすわですけどね…。


大山康晴の盤外戦術 投稿者:松田圭市メール 投稿日:2021年 5月15日(土)05時48分53秒

https://blog.goo.ne.jp/sharon106/e/8b45806a57d7716b03891e113cb57aa4?fbclid=IwAR1nO__McW0uwutW8NZrsfeAfvdlJLGOl9gdnv0ldtQT47CusMJefzZXKj4

将棋は昔からおかしなゲームだったようだ。


モラルハラスメント 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 5月14日(金)18時39分8秒

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66240?fbclid=IwAR2flBMOyNJIWwpg3aCezhwjAdC13mxLFafcCzalC3xykz-Up6FkkZeAtZY

将棋はモラルハラスメントのゲームのような気がする。


Re: 故山本昭一氏作「二人三脚」の早詰 投稿者:小林巧 投稿日:2021年 5月 8日(土)01時23分44秒

お役に立つかわかりませんが、2015年時の私用のノートには
「二人三脚」詰パラ 大学院 1980.9月 3手目からの余詰86馬64歩同と同銀63金...省略します...33玉43馬まで33手
この修正図(47歩→47ととしたもの)が「白雨」第148番として掲載されています。
「怒濤」も上梓の時点で前修正図が不完全と発覚したものの作者の代表作でもあり、作品の素晴らしさ故にか、近藤真一氏のコメント付きで、不完全のまま掲っております。
詰パラ 2012.8月p-38~p-42 山本昭一幻の名作「二人三脚」修正図案として平井康雄氏が修正図を発表されております。
そして、同年の詰パラ2012.10p-48~49読者サロンに
修正図案の再修正図を発表されています。
私が、知るのはここまでですが、積み木書店で改訂新版が出るとなると「詰将棋の詩」時の作品も含むそうですので楽しみですね。
風みどりさんgood job??です。

anonymousさんへのお返事です






> 故山本昭一氏の「二人三脚」(詰パラ1980年9月号 97手詰。創棋会第3作品集「白雨」収録)には、3手目8六馬以下の早詰があるようです。
> この早詰は遺作集「怒濤」では修正されているのでしょうか?
> 「怒濤」を持っていないので、お尋ねする次第です。
>
> ……この投稿を書いている途中で、amazonを検索したところ、今年の6月につみき書店から「怒濤」の廉価版が刊行予定との嬉しい情報を発見!
> 刊行を待ち自分の目で確かめるのが本筋かもしれませんが、気になるのでご存知の方いらっしゃいましたら、ご教示頂けますと幸いです。
>
> https://www.amazon.co.jp/dp/490994902X


Re: 故山本昭一氏作「二人三脚」の早詰 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 5月 7日(金)21時29分9秒

anonymousさんへのお返事です。

http://kazemidori.fool.jp/?p=11955

リンク先にあるように修正されているようです。

> 故山本昭一氏の「二人三脚」(詰パラ1980年9月号 97手詰。創棋会第3作品集「白雨」収録)には、3手目8六馬以下の早詰があるようです。
> この早詰は遺作集「怒濤」では修正されているのでしょうか?
> 「怒濤」を持っていないので、お尋ねする次第です。
>
> ……この投稿を書いている途中で、amazonを検索したところ、今年の6月につみき書店から「怒濤」の廉価版が刊行予定との嬉しい情報を発見!
> 刊行を待ち自分の目で確かめるのが本筋かもしれませんが、気になるのでご存知の方いらっしゃいましたら、ご教示頂けますと幸いです。
>
> https://www.amazon.co.jp/dp/490994902X


故山本昭一氏作「二人三脚」の早詰 投稿者:anonymous 投稿日:2021年 5月 4日(火)23時29分50秒

故山本昭一氏の「二人三脚」(詰パラ1980年9月号 97手詰。創棋会第3作品集「白雨」収録)には、3手目8六馬以下の早詰があるようです。
この早詰は遺作集「怒濤」では修正されているのでしょうか?
「怒濤」を持っていないので、お尋ねする次第です。

……この投稿を書いている途中で、amazonを検索したところ、今年の6月につみき書店から「怒濤」の廉価版が刊行予定との嬉しい情報を発見!
刊行を待ち自分の目で確かめるのが本筋かもしれませんが、気になるのでご存知の方いらっしゃいましたら、ご教示頂けますと幸いです。

https://www.amazon.co.jp/dp/490994902X


2021年4月



面倒だから、しよう 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 4月27日(火)18時51分9秒

https://lee.hpplus.jp/100nintai/1875151/

真摯に生きよということか。キリスト教も悪くないかな。


いっしょにいると疲れる人 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 4月26日(月)18時18分1秒

https://www.amazon.co.jp/%E3%81%84%E3%81%A3%E3%81%97%E3%82%87%E3%81%AB%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%A8%E7%96%B2%E3%82%8C%E3%82%8B%E4%BA%BA%E2%80%95%E3%80%8C%E3%81%8F%E3%81%95%E3%82%8C%E7%B8%81%E3%80%8D%E3%81%AE%E4%BA%BA%E9%96%93%E9%96%A2%E4%BF%82%E3%81%AE%E7%A0%94%E7%A9%B6-%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%BB-%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%88/dp/4062106965

現実逃避しがちな詰キストの心の秘密がわかったように思いました。


仁義なきキリスト教史 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 4月14日(水)18時52分31秒

https://note.com/318_4444/n/n21528a1b99df

将棋極道という言葉もありますが…。


(無題) 投稿者:石原莞爾 投稿日:2021年 4月 3日(土)20時14分29秒

短期大学は内輪ですね。
担当もそろそろ変わられてはいかがでしょうか?
いい加減他の学校を見習って新風を取り込んでもらいたいものです。
そもそも看寿賞の選考委員が学校担当なのはどうなのでしょうか?
公平性が担保されないように思います。
詰将棋界なんて交友関係とネームバリューの世界でしょうが。


昭和史講義 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 4月 1日(木)06時06分35秒

https://www.sankei.com/life/news/201122/lif2011220015-n1.html

現実逃避しがちな詰キストには勉強になります。


2021年3月



陰謀論 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 3月22日(月)15時51分6秒

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/80781?fbclid=IwAR0dQ19wl5DlMmqi0zYd6ws2D7eA9bCjtrn_UnPIdVfJHpGfJf-O3YRaVtw

将棋のSNSには注意。


「感情優先社会」の危うさ 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 3月14日(日)16時54分5秒

https://toyokeizai.net/articles/-/414929?fbclid=IwAR0FJnXw5_NgepmH-Nsc6B5o2qBYpQEs7QZMw_Z3EqzlpVvJDNVzmzK4h54

これは重要な考えと思う。


モーツァルトが求めつづけた「脳内物質」 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 3月13日(土)09時43分25秒

http://konstanze466.jugem.jp/?eid=223&fbclid=IwAR3a0Z0e5QYIR-V_Aj9qV46vWaw5DEPlLoF2jqtaRgjs8pBC_QFyJN5C32c

心の病に陥っても創造性がなくなるとは限らない。


統合失調症 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 3月10日(水)18時52分28秒

https://hotrussianbabe.com/shinrigaku/archives/3293?fbclid=IwAR3J8cJl0K7wnO5wFF5HqjjI-O76ZsRVV1R42GQN-huj8MskCZq8YDeVejc

詰キストは妄想を抱きがちなので勉強になります。


洗脳に至る意識上の変化 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 3月 9日(火)18時45分43秒

https://quartodecimani.hatenablog.com/entry/2020/07/18/132638?fbclid=IwAR3j8ihQgrYycZM3wkOgotYHhZulsBygiFbORVsbGgLbl3Ptql7RLVQ_1BY

将棋も関係あるような…。


2021年2月



波動を変えないで行動しても問題は解けない 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 2月 4日(木)18時58分27秒

http://blog.livedoor.jp/rsuganami/archives/1751114.html?fbclid=IwAR1ja1vj9xk-GniX7Ze5Wl2eXyHaTqTrG8VnJWMXOjrI7Mt6Z0-GgXXo734

これが、なかなか自覚できない。


私、知りませんので!!! 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 2月 1日(月)18時48分19秒

http://smc-intl.com/important_story/20140131/?fbclid=IwAR2f0xSf6LlSr4Bh7ooYEjqBxKvuLmZtwYsR9nHejEzm-mB8JjKdIc-zvqQ

詰キストは横暴な将棋の人に振り回される傾向があると思う。


2021年1月



批判的思考 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 1月29日(金)07時31分9秒

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO64497240R01C20A0000000?channel=DF120320205956&fbclid=IwAR24SuMSPSYKzb3ZLR2WtyOYdRymPi0Cyekc5Ifed_vVNs7qiZMpzZcTbQg

詰将棋には、これが必要かな。


雀愛 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 1月28日(木)20時42分31秒

https://tym19851002.com/sakuraishouichi-habuyoshiharu/?fbclid=IwAR2iG_ebRXsvolI89e1wn7gNUxQVg6C5WcUQnh15Bv7BKel7czFqk1q2iEU

将棋と麻雀は、かなり宗教じみたゲームのようなので、詰将棋がどうあるべきかは難しい問題です。


日本人として知っておきたい「世界激変」の行方 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 1月26日(火)18時55分29秒

https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E7%9F%A5%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8A%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%84%E3%80%8C%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%BF%80%E5%A4%89%E3%80%8D%E3%81%AE%E8%A1%8C%E6%96%B9-PHP%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E4%B8%AD%E8%A5%BF-%E8%BC%9D%E6%94%BF/dp/4569832245

詰キストは平和ボケの極致かなとも思いました。


宇宙聖書 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 1月25日(月)18時47分45秒

https://www.amazon.co.jp/dp/4899764049/ref=cm_sw_r_fa_dp_CusdGbEKQNAJY?fbclid=IwAR19Xs1YdIZsE_4OE7BkIQtXnkcQ6rEomCHqh5dsK-jT1wYYkY-MB0Nqw3I

ちょっと難しい本ですが、考えさせられます。


ナルシシズムとビジネス 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 1月22日(金)19時00分9秒
https://saladboze.hatenablog.com/entry/2016/06/09/014804?fbclid=IwAR1tzHvki08qhAXO4adHYjNxcRV_TKjxU2yKkAE1jlRTErW0ruTSIBLeGIA

これは重要な考えと思う。

ドキ展81修正図 投稿者:鳥本敦史 投稿日:2021年 1月20日(水)22時55分0秒

後手の持駒:金四 銀二 桂二 香四 歩十八
9 8 7 6 5 4 3 2 1
+---------------------------+
| ・ ・v桂v馬 ・ ・ ・ ・ ・|一
| ・ ・ 飛 ・ ・ ・ ・ ・ ・|二
|v玉v銀 ・ 角 ・ ・ ・ ・ ・|三
| ・ ・ 飛 ・ ・ ・ ・ ・ ・|四
| ・ ・ ・v桂 ・ ・ ・ ・ ・|五
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|六
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|七
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|八
| ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・|九
+---------------------------+
先手の持駒:銀

82銀、92玉、91銀成、同玉、71飛成、同馬、同飛成、92玉、81角成、93玉、82馬、94玉、83馬、同玉、95桂、84玉、66角、95玉、75龍、85歩、86銀、96玉、85銀、97玉、98歩、87玉、76龍、98玉、78龍、97玉、88龍、
まで31手詰

ドキ展81は変化長手数駒余りでしたが、作意を31手に変更することでS.kimuraさん指摘手順が同手数駒余りとなります。ですので本図を修正図とします。4×4にならなかったのは悔やまれますが。。。


re: 利かずの駒並べ 投稿者:TETSU 投稿日:2021年 1月17日(日)13時47分36秒

おかもとさん、情報ありがとうございます。
将棋パズル(1)利かずの駒並べ にて紹介させていただきました。

http://toybox.tea-nifty.com/memo/2005/07/post_1a14.html


利かずの駒並べ 投稿者:おかもと 投稿日:2021年 1月16日(土)22時45分0秒

ブログ「コウモリのちょーおんぱ」で、「利かずの駒並べ」を解くソフトと、それを用いて双方向の駒並べを探索した結果が紹介されています。

利かずの駒並べ|理論編 (2020-07-18)
https://komorinfo.com/blog/shogi-piece-placement-theory/

利かずの駒並べ|実践編 (2020-07-25)
https://komorinfo.com/blog/shogi-piece-placement-result/


通常型無駄合:3作品ケーススタディのまとめ 投稿者:谷川幸永 投稿日:2021年 1月12日(火)19時27分42秒

通常型無駄合に係る諸問題の内、《一部の詰筋の消滅》というテーマで3篇の記事を投稿させて頂きました。その意図(ニュアンス)を少し闡明にしておいた方がよいかという思いもあり、書き込んでおきます。

【1】「詰将棋規約」に関する私の認識
(1)公式の成文規約が存在する(綿貫規約)。川崎案も、実質的には制定されたも同然。
(2)しかし、それらはi)参照;ii)尊重;iii)適用された実績がない。
(3)よって、すべての規定は慣習法(不文律)として存在する。
(4)しかし、それらは曖昧模糊としている。
(5)実のところ、ほとんどすべての項目において反対意見・少数意見・異論が存在する。
(6)けっきょく現状では、ほとんどすべての規約上の問題について、“◯◯が正しい”と断定することは不可能である。
(7)やはり、きちんとした成文規約があった方がいい。

【2】この連続投稿でやりたかったこと
(1)当事者の処置について非難・批判しよう、などという気は毛頭なく、
(2)作品の“欠陥”を問題にしよう、などという意図は更に不在で、
(3)現行の規約(慣行・不文律)の解釈としてこんなヴァリエーションがある、という例示に留まるが、
(4)かなりsimple & clearな解説にできたのでは、という自負もあり、
(5)“井底蛙の独り考え”に留めるのはよくない、と考えて投稿してみた次第。


深い河 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 1月12日(火)18時52分6秒

https://ameblo.jp/classical-literature/entry-11598951022.html?fbclid=IwAR3OvdizfEo2PzNTJitcSkvskOrhFc30Imkwp1tLB6jUvzJdywfvf9IrFlQ

将棋から生まれた詰将棋とは…。考えさせられます。


Re: 単なる思いつき:投了可能ルール 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 1月11日(月)19時00分36秒

谷川幸永さんへのお返事です。

私はプロ棋士の投了図が詰将棋と初心の頃思ったので、普及は難しいかと感じます。

> 昨晩思いついたアイデアです。
> 将来の詰将棋規約を考えられる方は、検討対象に加えられてみてはいかがでしょうか。
>
> 【1】規定の内容
> (1)応手(受方の指手)
> [現行]合法手
> [新案]合法手・「投了」のいずれか
> (2)手数計算:合法手は1手、投了は0手とするが、(4)は例外。
> (3)詰上り
> [現行]受方手番の“局面”であり、詰み・透かし詰のいずれかであるもの
> [新案]投了という“指手”
> (4)無駄合の扱い
> [現行]禁手(または無効手)
> [新案]手数から1回につき2手減算
>
> 【2】適用
> (a)詰みの局面からは、投了が唯一の応手(「投了の一手」ならぬ0手)。
> (b)(作意で)透かし詰の局面からは、
>  投了:0手駒余らず
>  無駄合:(4)により、0手駒余り
> なので、投了が最善の応手。
> (c)詰み・透かし詰以外の局面では、投了が最善の応手になることはない。
>
> 【3】現行ルールで不満な点
> ルールの要たるべき「詰上り」の定義が回りくどい。
> (新ルールでは「投了が唯一or最善の応手になる局面」という認識になる。)
>
> 【4】検討課題など
> 現行ルールでは、通常型無駄合を定義する際に
>  a)以降の手順がある;
>  b)以降の手順がない(そのまま詰み)、
> という2つの類型を
>  i)一括; ii)別々
> いずれの処理(規定)にするか迷うものである。
> 新ルールでは、b)はa)に吸収される。勿論、《合法手と投了は別扱い》と再分離されることになるかもしれない。
>
> 【5】付記
> 実は、(4)の改定は不要。私の好みで挿入したもの。


Re: 通常型無駄合:鳥本大道棋の作意設定(付・解答審査) 投稿者:谷川幸永 投稿日:2021年 1月11日(月)15時00分21秒

後知恵による追記です。

【3】ギショウ屋の視点
(a)私が《本件ではAND論理とOR論理が競合する》と考えた際には、普通詰棋の感覚に染まっていたようだ。
(b)しかし、本作は“大道棋”なのだから、無駄合判定も「実戦でギショウ屋さんならどう指すか?」という観点で行うべきかもしれない。
(c)問題は、18手目76歩合と88玉のどちらを選ぶか、ということ。
(d)大道棋屋としては、“γの順しか読んでいない客”がいるだろうから、76歩合を選ぶのが合理的であろう。
(e)その結果、《競合は発生せず、AND論理が自然》と単純明快に結論できる。
(f)本件は、
 ◯普通詰棋なら《有効合か無駄合か微妙なケース》だが、
 ◯大道棋では《明白に有効合》
ということになりそうである。


単なる思いつき:投了可能ルール 投稿者:谷川幸永 投稿日:2021年 1月 9日(土)14時19分27秒

昨晩思いついたアイデアです。
将来の詰将棋規約を考えられる方は、検討対象に加えられてみてはいかがでしょうか。

【1】規定の内容
(1)応手(受方の指手)
[現行]合法手
[新案]合法手・「投了」のいずれか
(2)手数計算:合法手は1手、投了は0手とするが、(4)は例外。
(3)詰上り
[現行]受方手番の“局面”であり、詰み・透かし詰のいずれかであるもの
[新案]投了という“指手”
(4)無駄合の扱い
[現行]禁手(または無効手)
[新案]手数から1回につき2手減算

【2】適用
(a)詰みの局面からは、投了が唯一の応手(「投了の一手」ならぬ0手)。
(b)(作意で)透かし詰の局面からは、
 投了:0手駒余らず
 無駄合:(4)により、0手駒余り
なので、投了が最善の応手。
(c)詰み・透かし詰以外の局面では、投了が最善の応手になることはない。

【3】現行ルールで不満な点
ルールの要たるべき「詰上り」の定義が回りくどい。
(新ルールでは「投了が唯一or最善の応手になる局面」という認識になる。)

【4】検討課題など
現行ルールでは、通常型無駄合を定義する際に
 a)以降の手順がある;
 b)以降の手順がない(そのまま詰み)、
という2つの類型を
 i)一括; ii)別々
いずれの処理(規定)にするか迷うものである。
新ルールでは、b)はa)に吸収される。勿論、《合法手と投了は別扱い》と再分離されることになるかもしれない。

【5】付記
実は、(4)の改定は不要。私の好みで挿入したもの。


Re: 通常型無駄合(以遠打から派生):中山芳樹作品の弁護 投稿者:谷川幸永 投稿日:2021年 1月 8日(金)22時16分29秒

この《中山作品完全説》には無駄合判定以外にも異論が出そうな部分が1ヶ所あること、は筆者自認。そこで補論を。
問題となるのは、
 別詰γが付随しているが、作意順ではないので気にしない(余詰にはあたらない)
の部分。

【1】作意選択権と拘束条件、不自然さ
規約上の関連事項を大雑把に摘記すると、
 (1)作者は、本手順(最善順)の中から作意順を1つ選ぶ。
 (2)その際、別詰が付随する順は(余詰禁により)選択できない。
 (3)着手非限定において、作意順の選び方(攻方最善ルールにより決まる場合も含め)が不自然だと「余詰」と認識される傾向がある。

【2】応手非限定の場合
伝統的には、(2)が適用され応手が限定される場合は「希望限定」と呼ばれ、通常の変同よりキズは浅いと考えられてきた。少なくとも(1)の作意選択権は容認されていた。
しかし最近は、(2)が適用されるケースを「変同余詰」と呼び不完全と見なす人たちが現れている。唯、まだ“異端説”という扱いのようで、パラ誌上に登場した事例は次のものだけだろう。
 2017.7実戦型まつり結果稿:③北村憲一31手に対する竹園さんの短評

【3】非対称性
(2)により作意選択が拘束される状況を比較すると、
 ◯応手非限定:受方が《別詰ありの順》を選ばないのは、詰め難い方を選んでいる感じで、合理的;
 ◯着手非限定:攻方が《別詰ありの順》を選ばないのは、詰め難い方を選んでいる感じで、不自然。
着手非限定の場合、(3)による不都合がありそうである。

【4】川崎案でも
いわゆる川崎規約案(パラ1999.11)にも、この“非対称性”は顕現している。
 ◯応手非限定:第七条〔応手における優先順〕の第三項は「詰め手順 詰める手順が1つに限定される手順」
 ◯着手非限定:第六条〔着手における優先順〕の第三項は「難易度 より詰め易いと思われる手順」で、手順の限定に関する規定はない

【5】とりあえずのまとめ
着手非限定の場合にまで“作意選択権”を設定するのには反発も多そうである。
唯、(3)の状況については精査しておく必要がある。


詰パラなぞなぞ 投稿者:谷川幸永 投稿日:2021年 1月 7日(木)12時08分20秒

1月号「ちえのわ雑文集」拙稿の執筆中に思いついたものーー

 石黒さんと平井さん、怒りっぽいのはどっち?

ーー作意はミエミエなので、解答発表は省略します。


通常型無駄合(以遠打から派生):中山芳樹作品の弁護 投稿者:谷川幸永 投稿日:2021年 1月 6日(水)19時23分40秒

(この作者名は強力な客散らしになりそうだが、問題にするのは収束部だけなので、ご安心を。)
優位と等位の“詰筋の消滅”の事例を紹介した以上、劣位の事例も。

【0】問題の作品とその扱い
中山芳樹45手・パラ2013.3大学
◯担当・利波氏の説明(パラ2013.8読者サロン)によれば、結果稿が出た後、三角・馬屋原両氏と「余詰」という見解の一致をみた由。その結果、“当確”とみられていた半期賞を逃すことに。
◯竹中氏による作品紹介(『詰将棋ファン』2号)では「余詰」に言及なし。

【1】関係する手順の分岐状況
39手目から
(A)13香21玉 12香成※同玉 13桂成11玉 22龍まで45手:作意=δ
(A)14香(イ)13歩合 同香生21玉 12香成※以下同順、47手歩余り=α
 (イ)21玉 (B)12香成※以下同順、45手=β
  (B)13桂生12玉 32龍22歩合 21桂成13合 22龍まで47手歩余り=γ

【2】判定(例によってBLUFで)
利波さん:13歩は有効合で、14香はαが最善になる“駒余り迂回順”。
 これを今日では「余詰」と見るのが趨勢。
私:13歩は無駄合で、14香はβが最善になる“単なる以遠打”。
 別詰γが付随しているが、作意順ではないので気にしない(余詰にはあたらない)。

【3】考慮事項
[1]13歩合により、γの詰筋が消滅
[2]13歩合としても、βの詰筋はαとして健在
[3]γはβより劣位の詰筋

【4】考え方の違い
◯[1]からは、13歩は有効合。
◯[2]からは、13歩は無駄合。
◯葛藤が生じるわけだが、解決(裁定)は
 ・御三方:詰筋の一部を消しているので(AND論理で)、無駄合ではない。
 ・竹中さん(?)と私:[3]に基づき[2]を優先し、無駄合。(OR論理でも同じ結論)

【5】まとめ
以遠打に無駄合が絡む事例は多いが、本件の特徴は《離して打つことで生じる別の詰筋が“劣位”である》という点。優位・等位のケースとは扱いが異なってもよいと思うが、如何?
「リベラル保守」宣言 投稿者:松田圭市メール 投稿日:2021年 1月 6日(水)18時51分53秒 返信・引用
https://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E3%83%AA%E3%83%99%E3%83%A9%E3%83%AB%E4%BF%9D%E5%AE%88%E3%80%8D%E5%AE%A3%E8%A8%80-%E4%B8%AD%E5%B3%B6-%E5%B2%B3%E5%BF%97/dp/4103027525

これは重要な考えと思う。


Re: 通常型無駄合:鳥本大道棋の作意設定(付・解答審査) 投稿者:谷川幸永 投稿日:2021年 1月 5日(火)18時26分18秒

【1】訂正
[誤]βまたはγが作意(変同)
[正]βまたはγが作意(余詰)
失礼しました。

【2】補足説明:「AND論理」「OR論理」という用語は唐突でした。
◯思考の基本枠組みは、通常型無駄合に関する次の条件
 (1)その合駒を直後に取って;
 (2)その駒を使わず;
 (3)(2手伸びるだけで)合駒をしなかった場合と実質上同じ手順で詰む。
◯問題になるのは、合駒しない時に“複数の詰筋”(攻方の選択肢、着手での分岐)が存在する状況で…
…一部の詰筋でのみ(3)が成立する場合の扱い。
・AND論理:すべての詰筋で(3)が成立すれば、無駄合。
・OR論理:いずれかの詰筋で(3)が成立すれば、無駄合。
◯無駄合とされる事例の範囲は
・AND論理の場合は、狭くなり;
・OR論理の場合は、広くなる。
通常型無駄合:鳥本大道棋の作意設定(付・解答審査) 投稿者:谷川幸永メール 投稿日:2021年 1月 5日(火)12時14分21秒 返信・引用
【0】問題の作品(出題)
鳥本敦史37手駒余り(?)パラ2018.11大道棋教室③
◯正解は加賀・高田・福村の3氏、誤解11名、無解3名、とされた。
◯『この詰2019』鳥本論考に収載:(35)番

【1】関係する手順の分岐状況
17手目67馬に対し
(イ)76歩合 同飛88玉 78飛※以下、結果稿の作意順で37手歩余り=α
(イ)88玉 (A)78飛※以下同順で35手=β
 (A)77馬以下、結果稿の変化順で35手=γ

【2】判定(結論を先に示すBLUFスタイル)
鳥本さん:76歩は有効合で、αが作意
私:76歩が無駄合で、βまたはγが作意(変同)

【3】考慮事項
[1]76歩合により、γの詰筋が消滅
[2]76歩合としても、βの詰筋はαとして健在
[3]βとγは等位の詰筋

【4】考え方の違い
◯[1]からは、76歩は有効合。
◯[2]からは、76歩は無駄合。
◯葛藤が生じるわけだが、解決(裁定)は
 ・正解のお三方と鳥本さん(推定):詰筋の一部を消しているので(AND論理で)、無駄合ではない。
 ・誤解者の一部と私:詰筋全部を消せている訳ではないので(OR論理で)無駄合。

【5】“大量誤解”に関する私見
βとγの解答は、少なくとも「正解扱い」にすべきだったのでは?

【6】補説:駒余り禁と無駄合
この二つを結びつける人がいるが、本件(駒余り可ルールで無駄合)を見ると、微妙な感じ。


通常型無駄合:上田吉一作品の弁護 投稿者:谷川幸永 投稿日:2021年 1月 4日(月)11時54分8秒

(烏滸がましい題名だが、「上田吉一」の4文字が目にとまれば読んでしまう、というのが詰キストの習性だと思うので、どしどし悪用しよう。)
TETSUさんがアップロードされている
 小邑沙樹「ML規約談義(1)」めいと31号
に関して一つコメントする(20年ほどタイミングがずれているが気にしない)。
問題の作品は
 上田吉一23手・パラ1972.5・看寿賞

【1】関係する手順の分岐状況
4手目84玉の処、55歩合 同角84玉 39角
 (イ)66桂合 同角上95玉 73角成84金 同角※同歩 86金94玉 95歩93玉 85桂同歩 94歩同玉 95金93玉 84金まで25手桂余り=α
 (イ)95玉 (A)73角成84金 同角※以下23手=β
  (A)77角85玉 97桂まで11手歩余り=γ

【2】判定(結論が先にくる、所謂BLUF)
MLの諸賢:55歩・66桂とも有効合で、αが変長
私:66桂が無駄合で、変長なし

【3】考慮事項
[1]66桂合により、γの詰筋が消滅
[2]66桂合としても、βの詰筋はαとして健在
[3]γはβより優位な詰筋

【4】考え方の違い
◯[1]からは、66桂は有効合。
◯[2]からは、66桂は無駄合。
◯葛藤が生じる訳だが、解決(裁定)は
 ・ML(推定):[3]に基づき[1]を優先し、有効合。
 ・私:詰筋全部を消せている訳ではないので(OR論理で)、無駄合。

【5】おまけ
実は、ここでの私の思考は“厳密かつ普遍的に”定式化済み。ちょっと紙数を喰うが。


Re: 復元型無駄合の定義の一例 投稿者:谷川幸永 投稿日:2021年 1月 3日(日)22時52分28秒

先程の投稿は、一昨年3月1日の標記の投稿に対する追記でした。
[元記事へ]というリンクは、もう張られないんですね。失礼しました。


復元型無駄合: ちえのわ拙稿の「私見」 投稿者:谷川幸永 投稿日:2021年 1月 3日(日)17時52分44秒

詰パラ1月号『ちえのわ雑文集』の拙稿の末尾に、私見を書き加えました。
本来、そこは《この文章のまとめ》が入るべき部分なのですが…。
 (1)復元型にまつわる最近の事例を寄せ集めただけなので、内容にまとまりがない。なので、無理やり“まとめる”のは難しいわりに意義・効用に乏しい。
 (2)復元型に関する文章で理論の話が皆無なのもちょっと不自然。特に“理屈屋”が多そうなパラ読者からは嫌われそう 。
…といった配慮から、《私の復元型無駄合理論》を書いてみた次第です。
しかし、17字×5行の紙幅で復元型無駄合に関する新理論を展開しよう、というのは少々無理があったようです。フェルマーのように「この余白は狭すぎる」と喝破した方がよかったのかもしれません。
実は、あの私見に含まれる提案はこの書き込みの元記事の「δ案」とおなじ内容です。唯、元記事の執筆当時は、
 (a)とりあえず厳密に定式化する;
 (b)不都合・病的な現象・事態を発生させない;
 (c)適用作業を簡明にする、
といったことに気をとられて、
 (d)定義は“(変長でない)完全作となる範囲を確定する”という機能・影響を有していること
をあまり認識していませんでした。
更に、編集領域1kbytesのガラ携で作稿していたこともあって、特に[b]の部分は記述が粗略すぎたようです。
そのようなわけで、元記事以降の私の一連の書き込み、かなり理解し辛い内容・記述だろうとは思いますが、(d)に気をつけながら読み返して頂けたらと思います。


人生はテトリス 投稿者:松田圭市 投稿日:2021年 1月 2日(土)18時40分44秒

https://thebridge.jp/2016/02/your-life-is-tetris-stop-playing-it-like-chess?fbclid=IwAR1pG-GMo8RY5EMYrfPHwxwKQlRHEqVwLhBkJQpKZX6LbVrlpJPDew-HlJQ

これは一理ある。


(無題) 投稿者:山崎樹志 投稿日:2021年 1月 1日(金)17時16分25秒
双方連続不成記録も欲しい